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4月から始まる「勉強会」のプレ講座の様子です。
テーマは「桜の香り」
桜の花から抽出された芳香成分のデータから構成成分を知り、個々の香りを確認し、最後に桜の香りを創ります。
まずは、2つの重要成分。
バラの香り成分でも有名なフェニルエチルアルコール。
残念ながら水蒸気蒸留のローズ精油(ローズオットー)には含まれません。
ローズ・アブソリュートを使うことも考えましたが、今回は単離香料を使うことに。
そして桜の特徴的な甘い香りを醸すクマリン。
シナモンカッシアに微量含まれますが、これも単離香料を使うことにしました。
ベンズアルデヒド、アニスアルデヒド、リナロールなどのその他成分は、その成分を含有する精油を使いました。
必要とする成分が、どの精油に含まれるのか、ジャスミン… スターアニス… ホーウッド…精油辞典で一生懸命しらべながら選択し、皆さんそれぞれ 桜の香りを表現されました。
いつもとはちょっと違った楽しい授業になりました。